[アメリカ生活] 子供から始めるべきコーディング

 

コーディングとは

コーディングの話を以前したが、10歳の息子は現在アメリカでコーディングでのゲーム作りにハマっている。

*正直、僕にはテクニカルな説明はできませんので、本当の定義は別で検索ください。


ただ、この私が一言でいうなら。。

コーディングは「指示書」かな。 

要は命令をリストアップした指示書です。

カーナビみたいなものですかね。

それこそ

  1. 「前に一歩うごけ」

  2. 「ジャンプしろ」

  3. 「右に一歩動け」

このような命令を順番通りにリストアップしていき、キャラクターを動かすコトですね。

私は普通のサラリーマンなので、プログラミングに関しても知りませんが、きっと関係性はあるはずです。

うちの息子も決して、実践のプログラマーが使うような難しいコードを使っているワケではありません。

コーディングを簡単で身近に使ってできるアプリを使いゲームを使っています。

それが「スクラッチ」というフリーサイトです。



スクラッチとは


アメリカのサイトだと思いますが、登録したらフリーでコーディングを使って、ゲームやアニメーションが素人でも作れるサイトです。

オンライン上で自分の作品がシェアできて、フォロワーや💙LIKEボタンなどもおせるようなYOUTUBEにある機能ももってます。

「マリオメーカー2」にも近いですね。

このスクラッチを息子は地元の小学校の3年生の授業の一つで習いました。

アメリカの小学校ならではの授業ですね。

普通にコンピューターの授業が小学生でもあるんですよね。

それ以来ですが、ハマりましたね。

ゲームはするコトが好きですが、自分で造るのも好きみたいですね。

まさにアルファ世代の現代っコですわ。

これでいろいろなゲームを作ったり、作っている人のYOUTUBEで毎日学んでいます。

このYOUTUBEリンクで画面をみてもらうと何となくわかると思います。

英語ではありますが、画面の動きなどでわかるかと思います。


子供の教育に良いスクラッチ

そう。それが何でいいのか?

よく思いますが、ろいろなゲームが流行っている中でも、このスクラッチは将来への教育になると思います。

なので、中毒になって欲しくはないのですが、他のゲームより時間の制限は無くしてあげてます。

では、子供にとって何が良いのか? 

大きく3つ。

  • ブランディング力

    スクラッチでは自分のアカウントを作る。

    それと同時に「自分のサイトの名前」、「ロゴ」などを作る。

    まさに一つのYOUTUBEアカウントやBLOGサイトを持つのと一緒である。

    「自分のブランド」を作り、それをどうやったら世界の人に見てもらうか、自分の作ったゲームを宣伝するかというコトを学ぶ。

    10歳ですが、YOUTUBERやブロガーが考えるようなコトを考える。

    それこそ、商品は売らないにしても、会社を持つ人が考えるようなコトをもう考えているのです。


  • 順序よく考える力

    これは「指示書」の例でもあるように、モノゴトを順序よく考えることを鍛える。

    下図はは簡単な指示書の一例です(アニメーション)

スクラッチ_順序.jpg


これをみて分かるように、とにかく細かい。

ただ、これだけでは、ゲームはできない。


「インベーダーゲーム」を作ることを想像してみよう。

まずは自分の形を決める。

自分の動きは右下から左下に設定。

スピードは5(10段階)。

ミサイルは上にだせるようにする。

ミサイルを撃つと上にいる敵が消える。

などなどの設定をしていく。

もちろん、自分だけでなく、「すべて」です。


つまり膨大な量の指示を組み込み、ゲームを作っていく。

その全ての指示を順序よく、ゲームとして成り立つように組み立てていく。

すごいよね。

  • クリエィティビティを養う

    これは言うまでもないが、面白いゲームを作るのは簡単なコトでない。

    ゲームのアイデアだけでなく、キャラクターを作るのも、すべて「想像力」が必要。

    デザイナーのような能力が必要。

    また、デザイナーの仕事だけでなく、プロデューサーやマーケッターとしての「客層が喜ぶようなものは何か」という能力が要求される。



スクラッチ画面ってどんな感じ?

スクラッチを始めるとでてくる3つの画面紹介します。

この3画面をうまく作って一つの作品を完成させていきます。

1)コード(指示)を入力する画面

2)キャラクターをデザインする画面

3)サウンドを挿入し、編集する画面

コードをいれる画面になります。左にあるのが、すべての設定です。

キャラクターをデザインする画面になります。ベクターも使えるので、自分の思う線が作れます。

キャラクターをデザインする画面になります。ベクターも使えるので、自分の思う線が作れます。

サウンドを編集する画面です。音の高さ、スピードなど編集できます。

サウンドを編集する画面です。音の高さ、スピードなど編集できます。

最後に息子のページを紹介します。

出来上がりがこんな感じというのが、一番わかりやすいかと思います。

息子がつくり始めてゲームやアニメーションのリンクがこちら。

そして息子の好きなゲームのリンクがこちら。

このレベルのものが作れるって凄いです!

これは一例にしかすぎませんが、ちょっと体験してみてください。

登録せずに遊べますよ。

是非スクラッチを始めてみて、お子様のクリエティビティやデザイン力、マーケティング力を高めてみてはいかがですか?

アメリカでは普通にこのようなコトを小学生に学ばせます。

日本でも流行り始めるのではないでしょうか?

今の世代の子はコンピューターを使うのが当たり前であるために、習得も早いですからね。

すぐに吸収して、応用していきますよね。 

コーディングもそうですが、プログラミングなど、今では凄いとされる能力もきっと何年もすると当たり前の能力になっていくコトでしょうね。


最後に

  • スクラッチで簡単にコーディングを始めましょう。

  • スクラッチでゲーム作りやアニメーション作りをして、将来に役立つ能力が学べます。

  • クリエィティビティだけでなく、マーケッターとしての消費者をみて自分を売る能力が養えます。

  • ゲームという馴染みやすいプラットホームを使うと、子供にも入りやすいです。

 
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